【旅行日記_沖縄】2017年1月その6_ひめゆりの塔へ。沖縄のつらい記憶と現在の日本
寒い1月に沖縄に行きました。
本当は慶良間諸島に行くつもりだったのですが、海の都合で船が出なかったので、本島をうろうろすることに。
レンタルバイクを借りて、ウロウロしました。
伺ったのは「ひめゆり平和祈念資料館」
修学旅行で沖縄に行く場合は必ずコースに入ると思われるこの場所。
実際、私が伺った時も中学生がたくさんいました。
入館料310円。
かなりショッキングな展示内容で、私はずっと泣きながら見学しました。
本当に沖縄の学生たちが可哀想なんです。戦争に巻き込まれているんです。
今、私たちには言論の自由が保障されていて、戦争を「嫌」と言えますが、当時はそれが無理で、少なくとも表面上は国のために喜んで参加しないといけなかったんでしょう。自分だったらどうするだろう、と考えながら見学しましたが、全く想像できませんでした。
沖縄の方はこの150年くらいの間に、琉球から日本の一部にさせられ、その後太平洋戦争の激戦地になり、アメリカの一部になり、日本に復帰、という激動の時期を経てきました。本土に対して、どんな感情があるのか、考えが及びません。
ただ、憲法が改憲されようとしている今、一番活発に反対しているのが沖縄ということ、そしてその地は前の戦争でもっとも当事者だった、ということをちゃんと考えた方がいいと感じました。