【旅行日記_ロンドン】その5_テートブリテンも良かった、ツアーっていいなと思った
こんばんは。
GWを利用してロンドンに行って来ました。
テートブリテンはイギリス美術がたくさん鑑賞できる
テートブリテンはテートモダンから船で行けるらしいのですが、
別日にバスで行きました。
てっきりイギリスの伝統的な美術品ばかりを扱っていると思いきや、
モダンな作品も扱っており、チューダー朝から現在に至るまでのイギリス美術が年代順に並んでいて、面白かったです。
ロビーのアート。
行った時に丁度ツアーが始まる直前だったので、参加してみることしました。これの面白いこと!1900年代の現代アートについて、どうやって見たらいいか?時代がアートにどう影響を及ぼしているか?が少しだけどわかりました。アートって背景を知らないと好きか/嫌いかになってしまいますが、(もちろんそれも大事なんですけれど)、背景がわかるとそこにストーリーが見えて違う一面が出て来ますね。次回、ロンドンや他の国に行くことがあれば、ツアーにまた参加したいです!
現代の作品は背景がわかるとより面白い
現代の作品は特に背景がわかると面白い、というか、同じ時代を生きているので、自分で感じて来たダイナミズムをこうやって落とし込んでいるのね!というのがわかって面白いです。
最近だとやはり人種差別やLGBTを背景にした作品が多いなぁ、と思いました。こういう怒りのパワーがアートに向かうんでしょうね。
エイズをテーマとした壁紙。エイズへの差別がひどかった頃に作成されたそうです。確かに20年前と今ではエイズに対する見方って変わって来ていますもんね。
1980年代だったかなー?UKのロックな雰囲気とその中でもまだ残る黒人差別への抗議を示しているそうです。
これがツアーで説明してもらった1枚。ピカソの「泣く女」をモチーフに、黒人差別で殺害されたStephen Lawrenceの母親を描いたものだそう。涙の中に息子の顔も描かれていて、細かく描き込まれています。結構大きな1枚で迫力もありました。