【読書日記】池上彰の宗教がわかれば世界が見える

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宗教について学んでみよう、と思って読んでみました。

池上彰さんの本は入門編としてはとてもいいですよね。わかりやすくて身近に感じさせてくれて、よいですね。

 

日本人は他人の宗教を気にしない

アメリカでは大統領の宗教がカトリックだったら結構問題になるそうです。カトリックだとバチカンローマ法王)がトップになるから、バチカンのためでなく国のために働いてくれるかどうかが問われるためだそうです。

なお、日本人では麻生太郎元総理がカトリックらしいですが、宗教について気にしたことはありませんでした。ニュースにもなりませんでしたが、海外ではニュースになったことが記載されていました。

うーむ、確かに私は気にしていませんでした。そもそもカトリックプロテスタントの違いがわかっていませんでしたね。日本だと仏教が主流なので、キリスト教など少数派の宗教に帰依している方は、それだけで宗教に熱意があるような気がしますよね。そこであえて選んでるから。

周りに宗教がないため、周りの人と宗教の話をすることもないですよね。宗教と政治の話は雑談には向かないといいますが、でも知らない宗教だったらどんな感じか知りたいなと思います。説明だけ聞いてみたい、どんな話をするのか聞いてみたい。誘われると困るけれど。

 

日本が多神教というのはよくわかる!

砂漠の民は一神教、森があるところは多神教、という話もありました。これすごく納得できます。特にこの梅雨の時期、夏に向かって行くとき、緑がぐんぐん伸びて、光も密度が強くなって、植物も虫も(とても嫌だけど)微生物だって(これも嫌だけど)生き生きして、どんどん増えて、というのを見るとそこに神様がいるなと思います。

あと、自然災害とかで野菜の値段が上がっても、海の幸はいつもと変わらないときとか、一神教ならそんなことしないよね、それぞれの神様が好き勝手やってるよね、っていう感じがします。

 

他国の創世記に興味がある

イギリスに旅行したとき、美術館に行ったのですが、絵画の題材が神話、というのがとても多かったです。日本美術でも龍神・雷神とか神話ぽいのもありますが、そんなにないような気がする、一方でギリシャ神話や聖書の一場面を描いた美術はたくさんありました。

こういうのを教養というのかしらと思うし、わかったら面白いだろうなぁ・・・と思っております。その辺を学びたいと思いますが、なかなか機会がないですね。残念。