読書日記4/60_学び続ける力
こんばんは。
読書日記。4冊目です。
学び続ける力 (講談社現代新書) | 池上 彰 | 本-通販 | Amazon.co.jp
池上彰シリーズです。
5冊目の「池上彰の教養のススメ」と内容がかぶるところはありましたが、
概ね面白く読みました。
以下は私のノート。
・現代世界の歩き方を読みたい。
・池上さんのおっしゃる通り、「技術者としての倫理観、教養が足りない」
自分も含めて。
私は東工大ではないけれど、
似たような国公立の工学部を卒業していて、
今でも技術系の職についています。
大学では結構勉強した方だと思いますが、
教養と言われると、あまり鍛われていません。
また、自分の技術がどうやって社会の役に立つかについても、
考えることは少なかったと思います。
1単位だけ、そういう講義があり、
「あなたたちは、望むと望まざると、
専門家として見られる」
「それを踏まえて、技術者として、どうあるべきかを考えて欲しい」
という話をされたことがありました。
そこでは、「内部告発」や、「チャレンジャー号の失敗」
「労災」「もんじゅの事件」など、技術者が、どう生きるべきか、
何かを発見した時、どう振る舞うかよく考えなさい、という話をされたのが印象に残っています。
その先生は一度、社会に出た後に、大学に戻ってこられた方でしたので、
話もとても面白かったです。
実際に社会的に問題となった事件に遭遇して
私が以前働いていた会社で、社会問題となった問題が起こったことがありました。
会社内で、事実を知るものは少なく、公になった際にびっくりしたものですが、
当事者と言われる人たちはみんないい人で、進んで、問題に手を貸すような人たちではありません。
その際、言われたのは「悪い人はいない、ただ組織に対して、個人は弱いんだ」でした。とても身にしみました。
そこでNOと言った人がいて、その人の勇気をとても尊敬します。
書くって難しいですね。