【読書日記】心にナイフをしのばせて

最近読んだノンフィクション

https://www.amazon.co.jp/心にナイフをしのばせて-文春文庫-奥野-修司/dp/4167753677

 

【あらすじ】アマゾンの紹介ページから抜粋

1969年春、横浜の高校で悲惨な事件が起きた。入学して間もない男子生徒が、
同級生に首を切り落とされ、殺害されたのだ。「28年前の酒鬼薔薇事件」である。
10年に及ぶ取材の結果、著者は驚くべき事実を発掘する。殺された少年の母は、
事件から1年半をほとんど布団の中で過ごし、事件を含めたすべての記憶を失って
いた。そして犯人はその後、大きな事務所を経営する弁護士になっていたのである。

 

酒鬼薔薇聖斗の事件のことは知っていても、この事件は知らなかった。

私はどちらかというと「強い子供」だった。

いじめられた記憶もなければ、いじめた記憶もない。

気に入らない人がいれば、何も言わずにそっと離れる子供だった。

でもそれはそれなりにしっかりとした家庭と、まあまあの偏差値と、運動神経と、と

強くいられる条件があったからだと思います。

 

そうでない場合を考えてもしょうがないけれど、

人を殺す人と殺さない人の差は小さくて、そのラインはすぐに超えられる気がします。

だけど、殺された家族は救いがないですよね。

アメリカドラマを見ていると、そういう時に「プロに話したい?」と聞きます。

とてもいいと思っています。

助けたい、という気持ちだけでは助けられないですもんね。

 

何を言いたいかわからなくなりましたが、おやすみなさい!