【読書日記】池上彰の宗教がわかれば世界が見える
https://www.amazon.co.jp/池上彰の宗教がわかれば世界が見える-池上-彰-ebook/dp/B00BF705U2
宗教について学んでみよう、と思って読んでみました。
池上彰さんの本は入門編としてはとてもいいですよね。わかりやすくて身近に感じさせてくれて、よいですね。
日本人は他人の宗教を気にしない
アメリカでは大統領の宗教がカトリックだったら結構問題になるそうです。カトリックだとバチカン(ローマ法王)がトップになるから、バチカンのためでなく国のために働いてくれるかどうかが問われるためだそうです。
なお、日本人では麻生太郎元総理がカトリックらしいですが、宗教について気にしたことはありませんでした。ニュースにもなりませんでしたが、海外ではニュースになったことが記載されていました。
うーむ、確かに私は気にしていませんでした。そもそもカトリックとプロテスタントの違いがわかっていませんでしたね。日本だと仏教が主流なので、キリスト教など少数派の宗教に帰依している方は、それだけで宗教に熱意があるような気がしますよね。そこであえて選んでるから。
周りに宗教がないため、周りの人と宗教の話をすることもないですよね。宗教と政治の話は雑談には向かないといいますが、でも知らない宗教だったらどんな感じか知りたいなと思います。説明だけ聞いてみたい、どんな話をするのか聞いてみたい。誘われると困るけれど。
日本が多神教というのはよくわかる!
砂漠の民は一神教、森があるところは多神教、という話もありました。これすごく納得できます。特にこの梅雨の時期、夏に向かって行くとき、緑がぐんぐん伸びて、光も密度が強くなって、植物も虫も(とても嫌だけど)微生物だって(これも嫌だけど)生き生きして、どんどん増えて、というのを見るとそこに神様がいるなと思います。
あと、自然災害とかで野菜の値段が上がっても、海の幸はいつもと変わらないときとか、一神教ならそんなことしないよね、それぞれの神様が好き勝手やってるよね、っていう感じがします。
他国の創世記に興味がある
イギリスに旅行したとき、美術館に行ったのですが、絵画の題材が神話、というのがとても多かったです。日本美術でも龍神・雷神とか神話ぽいのもありますが、そんなにないような気がする、一方でギリシャ神話や聖書の一場面を描いた美術はたくさんありました。
こういうのを教養というのかしらと思うし、わかったら面白いだろうなぁ・・・と思っております。その辺を学びたいと思いますが、なかなか機会がないですね。残念。
【読書日記】宗教と資本主義・国家
シンポジウムを記録・編集したものになります。
宗教と政治は切り離せない事がよくわかる
日本の公教育では宗教についてあまり触れません。キリスト教、仏教、イスラム教を歴史の一つとして教育しますが、それぞれが、世界をどのように認識していて、その認識が政治にどう影響するか、ということを議論する場はありませんでした。
そのことを残念に思うほど、本書では現代と宗教についてわかりやすく説明されています。今後、多様性が増える社会では、個人のプライバシーに配慮しながらも、世界のあらゆる宗教や考え方の相互理解が必要になると思いました。
また、トランプ大統領がキリスト教の長老派であることと、その政策の進め方の関係性はとても面白かったです。トランプ大統領をビジネスマンというか、金の亡者と考えていたのですが、実際は敬虔なクリスチャンだというのは、文中にもありましたが怖いですね。で宗教に熱がある人は人物もできた人だと思っていたのですが、トランプ大統領は女性への蔑視発言等ひどいですよね。これは宗派によるのでしょうか。また、それはそれ、これはこれなのでしょうか。
資本主義と宗教
本文中で資本主義は「お金の宗教」としています。
実際、1万円札が25円程度でできるため、1万円の力がある、と信じて使っています。この力を信じる、というのが宗教だとしたら、インフルエンサーに力があると考えるのも同じだし、部長に力があると考えるのも同じだし、いろんなところに宗教のタネは転がっているという事ですかね。
書評が上手に書けない。
このように読んだ本の履歴として書評をつけているのですが、難しいですよね。
参考にアマゾンのレビューも見ますが、あれを書いている人は上手だと思いました。
これまでも書評の書き方は悩んできましたが、未だにテンプレートのようなものができず、上手に書けたと感じた事がありません。
どうしたら上手に描けるのか知りたいものです。
【旅行日記_ロンドン】2019年4月その15_ロンドン色々その②
こんばんは。
ロンドンのその他色々でございます。この写真、ロンドンですよ!って感じですよね。
ロンドンのバス停。ロンドンのバスって乗りやすいんです。この「V」の字がポイント。上り・下りとかではなく、citymapperというアプリには道路のどっち側のバス停か、というのがこれでわかります。
下の53、177という数字はバスの番号。で、バス停には次来るバスは1分後に53、という表示があって、アプリとも同期されている…乗りやすいぜ。
こちらは地下鉄(underground, tube)。
大概わかりやすいけど、このラインだけはフェイントがあるので、注意なのだ!
これ!パディントンでみたやつ!!犬って抱っこしてれば乗っていいのねー
模試の案内。やっぱこういうのってあるのねー、と思って。でも日本よりもこういう広告は少なかったです。塾とかないんじゃないかなー。
以上、今回のロンドン旅でした!
【旅行日記_ロンドン】2019年4月その14_ロンドン色々①
こんばんは。
ロンドンの街並みはとても素敵で、どこをとっても絵になります。
銀行がたくさんあるところ(シティ)
おうち可愛い。
私が宿泊したところ周辺
小道
テムズ川から
今回宿泊したところ。1日1万円くらいでした。バスタブありにこだわった。
キッチン付き。洗濯機、レンジ、オーブンがついていた。
お風呂。バスタブ付きがなかなかなくてねー。よかったです。
【旅行日記_ロンドン】2019年4月その13_お勧め美術館_ウォレスコレクション
こんばんは。
ロンドンには美術館・博物館がたくさんあって、どれも本当にレベルが高くて、どこもお勧めです!!本当に!
で、ウォレスコレクションもすんごい美術館ですが、建物が貴族のお屋敷だったから、美術品だけでなく、おうちも素敵、家具も素敵、周りはくそたかそうな住宅街!というところです。す、素敵。
こちらでございます。前回来た時はツアーがあったのですが、今回はタイミングが合わず。ちなみに無料。すごいよねー。
絵画ももちろんありますが、個人(もちろんウォレス一家)のコレクションが元なので、個人が好きだったんだろうな、と思われる、鎧のコレクション、武器(火器、剣、銃器)のコレクションがございます。
こちら貴族の邸宅を美術館にしているため、素敵なお家なんですよ!家具も見所たくさん。こういう家具もちゃんと見れる人間に成長したい。
こちら本当に素敵な中庭にカフェもあります。
今回は行きませんでしたが、なかなか美味しいらしいです。行けばよかったなー。
【旅行日記_ロンドン】2019年4月その12_ロンドンの自然史博物館に行く
こんばんは。
今回、初めてロンドンの自然史博物館に行きました。
ビクトリア&アルバアート博物館(V&A)の隣にあって、いつも混んでいるな、と思っていた場所です。ちなみにV&Aはさらっと入れましたが、こちらは並びました。家族ずれがたくさんいました!
入り口がいくつかあるらしいのですが、私が入った入り口すぐにこの人類の標本。最近サピエンス全史の後編を読んだので、ほう!、と興奮が始まります。こりゃすごいところだぞ、と。
上のような、展示を日本ではみたことがなかったので、新たな視点を得られた気がしました。そうか、ここから始まるのか!と。
このコーナーにはホモ・サピエンスとホモ・エレクトゥスなど、現人類と原人の違いや、原人の暮らしぶりや体つきを紹介するコーナー、ホモ・サピエンスと原人の戦い、など、なぜ、ホモ・サピエンスが世界を席巻して、他の原人が滅んだか、などの議論もあり、超!面白かったです。こういう博物館があるところで、「サピエンス全史」も生まれたのかなと思いました。
次に行ったコーナーは地球の歴史です。このディスプレイもかっこいいですよね!エスカレーターで地球の内部に入っていく感じなんですよ。
ここでは地震・マグマ・宇宙といった展示物のコーナーでした。
地震のパートでは東日本大震災や阪神大震災など、日本に関する展示も多かったです。火山に関するところでも日本の山が紹介されていました。
上のパネル、地震を指慣らしに例えて説明しています。
こちらの博物館、もちろんオーソドックスな立体図鑑のような役割もあります!
こちらはマンモスの化石。恐竜の化石もたくさんありました!
他にもいろいろな動物や植物の剥製の展示がありましたが、疲れてきたのでさらっとみて次に移動してしまいました。
こういう大きな博物館が身近にある環境っていいな…ととても思いました。